スキッパーにナビ搭載
(2004.07.31)
(2004.08.01改訂)

 

スキッパーにナビを搭載したいと思ったのはもう2年以上も前のことです。
一般道での長距離ツーリングでは、交差点名や地名などの位置情報が細かすぎて、自分がどこにいるのかをイメージするのが難しいです。ナビがあれば、視覚的に自分の位置を把握できるのでいろいろな判断がしやすくなります。
バイクにナビを搭載する方法としては3つの方法が考えられます。

(1)四輪車用ナビ。
(2)Garmin社のe-TRECKのようなハンディGPSシステム。
(3)PocketPC+GPSアンテナ+地図ソフト。

(1)、(3)の方法の問題点は、これらの機器が主に室内利用を前提に作ってあることです。(2)の方法はスマートですが、日本語化されたものは比較的高価で、地図情報も詳細と言いがたいことが問題です。また、(2)、(3)は内蔵電池だと使用時間が限られるという不安もあります。

いろいろ調べた結果、私は以下の組み合わせがベストと判断しました。

Compaq iPAQ3660+DENSO NAVISTANT

DENSO NAVISTANTはネット上で実際にバイクやスクーターに搭載して使っている人がおりまして、使い勝手はまあまあよさそうです。また、バイクの12VバッテリーからNAVISTANTだけでなくPDAまで電源供給できるケーブルが用意(ただし別売)されています。
Compaq iPAQ3660というのは、発案した2年前でもすでに旧型のPocketPCです。2004年の現在では2〜3世代前ということになります。なぜこれがよいのかというと、まずNAVISTANTが対応していること、それから強固な防塵防滴ケースが用意されていることです。

↓iPAQ3660と防塵防滴ケース(左)


■入手の苦労
私が上の組み合わせをベストと判断した当時、すでにiPAQ3660もDENSO NAVISTANTも店頭からは消え去っていました。そのため、ひたすらネットオークションに出るのを待ってGETしました。
皮肉な話ですが、NAVISTANTがネットオークションに出品されたとき、別売スタンドや別売ケーブルにiPAQ本体までセットで売りに出されていました。しかし肝心のiPAQはお目当ての3660でなく、メモリが3660の半分の32Mしかない3630というモデルだったのです。
とりあえずNAVISTANT欲しさにこのセットを落札しました。確か4万円くらいだったように憶えています。
それから32Mの3630をどうするか悩みました。まず考えたのが専門店でのメモリ増設サービスです。これはあまり安くありません。中古の3630が買える値段でした。次に中古の3660を買うことを検討。例によってネットオークションで物色していたところ、天の助けが・・・お目当ての3660がなんと液晶割れでジャンクで出品されていたのです。メイン基板を交換できれば格安で済みそうです。このジャンク品をGETし、自力でメイン基板を交換して、ナンチャッテ3660の出来上がり。
メモリ64Mで快適に使えることになりました。
それから防塵防滴ケースもネットで未使用品をGET。さらに全国地図を入れるために512Mのコンパクトフラッシュメモリも調達。
それから約2年間、手元で放置となってしまったのは、単にスキッパーへの取り付けが面倒だったためです。その間に国内初(推定)ナビ搭載スキッパーの座はK1100LTさんに奪われてしまっておりました。

■取り付け
よく考えたら、昨年は岩手の地震のための緊急出動が一回あっただけで、準備しての長距離ツーリングはなかったわけですから、特にナビの必要もなかったわけです。今年は恒例の帰省ツーリングを行いますので、ぜひこの機会にナビを実戦配備しようと思い立ったわけです。
面倒なのは配線だけなので、作業の詳細は省略します。

■GPSアンテナ
これはリヤボックスのトップに置きます。NAVISTANTに付属の金属プレートを貼り付ければ、そこに磁石でペタリと張り付きます。アンテナケーブルはリヤボックスに開けた穴からNAVISTANT本体へ接続します。



■NAVISTANT本体
ジャイロを含むNAVISTANTのメインユニットはリヤボックス内に置きます。その上に、もともとリヤボックスの底にあったウレタンシートを敷けば荷物の出し入れでキズが付いたりするのを防げます。NAVISTANT本体は文庫本よりちょっと大きい程度なので、ヘルメットの収納も問題なしでした。



■PDA
PDAの固定は専用スタンドを使用します。スキッパーのメーターパネルの付近でスタンドを固定できるほど広い面と言えば、ここ(写真参照)しかありません。3M謹製の超強力全天候両面粘着シートを東急ハンズから買ってきて、ベッタリと貼り付けます。
一度PDAを搭載して試走したところ、走行中にすぐスタンドの角度が変わってしまって実用にならないため、スタンドの可動部はプラリペアで完全に固定しました。
ちなみにこのスタンドは防塵防滴ケースは付きません。このスタンドに固定できるようにケース側を改造する予定ですが、今年のツーリングには間に合わないかも。
別の手段で防水を考えます。



■電源
電源はNAVISTANT本体と、iPAQ3660の2系統が必要です。ネットオークションで買ったセットの中に12Vシガーソケットの分岐ソケットが入っていたので、そのケーブルをスキッパーのメインスイッチに接続し、シガーソケット類はグローブボックスに納めます。グローブボックスの左側はヒューズボックスがあるため、配線を通す穴が開いていて好都合です。
PDAへの電源+信号ケーブルはグローブボックスのフタからハンドル周りへ引き出します。



■完成
実際に走って動作確認したところ、快適に使えることが確認できました。
PocketPCの操作には通常はスタイラスペンを使いますが、NAVISTANTの画面設計が優れていて画面を指(しかもグローブして!)で押せば操作できてしまいます。
音声案内機能もありますが、どうせ聞こえないと思い、音量を最小にしています。

↓速度計の下半分やウィンカーの表示灯が見えなくなります。


↓横から見たところ。


↓画面はこんな感じ。


詳細なインプレは徐々に追加していく予定です。
 

<戻る>