2003年4月のある日、このサイトをご覧になっている方からメールをいただきました。
メールの主はなりしんさんです。このメールが私となりしんさんの初めての出会いでした。
なりしんさんは2000年頃に白スキッパーを中古で購入されたそうです。
ボディーを業者で全塗装し、外装のネジをすべてステンレス製に交換していたと言いますから、相当凝り性な方のようです。パーツも不具合が出たりする都度に発注して交換し、ものによっては「またあることだから」とさらに予備を持つという具合だったようです。
メールは、そんな手間隙かけたスキッパーを売却することになったので、ストックしてある部品や工具を私に譲りたい、という内容でした。主な部品などの一覧が記され、ご希望の売却価格が示してありましたが、価格はどう見ても市価の半値〜1/4という破格の設定でしたので、私は即答ですべて譲っていただくことにしました。
その後、数度のメールのやりとりで私がなりしんさんの最寄り駅まで受け取りに行くことになりました。
待ち合わせした駅に定刻に到着すると、一目でそれとわかる大きな荷物を抱えた方がいらっしゃったのですぐ声をお掛けして、それからファミレスでコーヒーを飲みながら小一時間ばかりスキッパー談義に花を咲かせてお別れいたしました。
掲示板でも触れましたが、お世話になりついでにコーヒーまでご馳走になりました。
なりしんさんから譲って頂いたものは、細かなものまで含めると相当な品目数になります。小ネジやゴムワッシャのようなものまでストックされるなりしんさんの細やかさには脱帽するしかありません。
主だったものだけになりますが、このサイトでご紹介したいと思います。
余談になりますが、なりしんさんはもう1台、大型の輸入バイクをお持ちだそうで、「2台を維持するのは大変なので」とおっしゃっておりました。そちらはドイツ製で「ガソリンとオイルだけ食わせていれば故障もしないので維持費はスキッパーより安い」のだそうです。さもありなん。
■PIAGGIO純正大型スクリーン
いわゆる大型風防です。今回譲っていただいたものの中では、私はこれが一番欲しかったものです。ショップに確認したことはなかったのですが、なりしんさんによるとこれはもう絶版商品だそうです。しかも未使用。
未使用の理由が「もったいなかったから」だそうです(笑)。

うーん、きれいです。写真ではわかりにくいですが、スクリーンに3センチ径くらいの穴が4つ開いていて、そこでステーに固定する仕組みのようです。
つまり、同じように穴を開けた板状のモノなら何でもスクリーンにできるということですね(笑)。
下は取付金具一式です。

部品点数は結構多いです。ミラー用ののネジ穴を利用して固定するらしく、プラスチックカバーは左右で形が違います。右用(写真では左)はブレーキのマスターシリンダー部に合わせた形状をしています。

付属の説明書です。こういうのは普通転載禁止ですね。イタリア語は読めないので勘弁してもらいましょう。同設計のボディを持つQUARTZと共通の部品だったようです。
このようにミラーのネジ穴を使う方法なら、いろいろなモノの取り付けを考えることができますね。
私の場合、今検討しているものはカーナビです。タッパーを流用して防水化し、取り付けできないかとまじめに考えています(笑)。馬鹿ですね〜。
さて、肝心のスクリーンの取り付けは・・・・まだ迷ってます。
一番の問題は、バイクカバーが使えなくなることです。スクリーンのとこだけ切った張ったでなんとかしてしまおうか・・・。それとも特注か。
あー悩ましい。
■純正ミラー(左右)
これも未使用品です。左用は未開封です。
同時に発注したそうですが、左右で微妙に違っているのが面白いです。

開封してある右用のミラーには、締め付け用のネジが付いており、しっかり固定できるようになっています。左用にはありません。なりしんさんのお話では、製造時期により異なるのではないかということでした。

ちなみにネジ付きのミラーはARSAUTO、左用はtri.O.M(トリオムと読む?)とそれぞれ製造メーカー名が入っています。
私の初期型スキッパー(95年頃)のミラーは左右とも使い物にならなくなっていたので死蔵していましたが、この機会に引っ張りだして見たところ、左右ともtri.O.M製のネジなしタイプでした。
(そもそもネジつきだったらお払い箱にする理由もないわけでして・・・)
■ホイールリング
前後輪で共通のホイールリングです。これもまた未使用。
なりしんさんは走行中にこのリングがはずれてしまい、後続車に踏まれてペチャンコになったそうです。それで替えを発注した際に、またあることを予期して2本頼んだのだそうで、これが余りの1本になります。

ホイールに話が及んだときになりしんさんが教えてくれたのですが、ホイールリムはベスパの一部の車種と共通だそうです。
後日、ベスパ屋さんに立ち寄った折に、置いてあったべスパを片端から見ていったら、確かに同じリムを使用しているものが何台かありました。
リムを交換するくらいのトラブルがあれば、当然ながら他の箇所も無事ではすまないでしょうから、あまり役に立たない知識かも知れませんが、こういうウンチクは知ると楽しいものです。
続く。(少し間が空くかも知れません。気長にお待ちください。)
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