エアクリボックス改造
(2005.10.10)
 

スキッパラーさんの ネタを頂いて導入したアプリリアSR125/150用のエアクリボックスはその後も快調です。スキッパーのエアクリの選択肢としては、ノーマルかパワフィルかしか思いつかなかったので、ノーマルよりワンランク上のエアクリボックスが選択できることはありがたいですね。

SR用エアクリボックスを使ってきてもうすぐ1年になります。その間にキャブをいろいろいじって調整を繰り返しており、吸気について少し分かって来たのでSR用エアクリボックスの改造まで手を出してみました。
改造自体はランナーやSRのオーナーの皆さんがすでに試されていることを踏襲したに過ぎませんが、私もやってみた上での感想ということで・・・。


■アプリリアSRのエアクリボックスのインプレ
下は取り付けた当時の写真です。
ピカピカですねー。懐かしい・・・。

↓使いまわしの画像です。


取り付けに関しては前回の記事を参照していただくことにして、まずはポン付け状態のインプレから参ります。

効果の程は、といえば「効果あり」です。私の場合、172cc+ノーマルのエアクリボックスで#82.5〜#85.0のMJでほぼベストの状態でしたが、SR用のエアクリボックスに交換したうえでMJを探ったところ、#92.5となりました。MJの番手のアップは適切に調整されていればパワーアップしたことになります。最高速や馬力のチェックはしていませんが、体感的にもトルクが太く感じます。
天候などにもほとんど影響されないので、ノーマルの感覚で安心して乗ることができます。

デメリットとしては音がやや大きいです。
しかし2stですから、ある程度の音は仕方ないと思います。まだマフラーが純正のままなので、チャンバーを入れたのに比べれば大人しい音です。もちろんパワフィルとは比較にならないですし。

1万円越えは高いかも知れませんが、決して損はしないと思います。


■エアクリボックスとサイド外装の干渉
SR用エアクリボックスを導入したときに、サイドの外装とエアクリボックスが軽く当たってるのは気付いてました。しかし、そのうち削れて馴染むだろう、くらいに思っていたら、1年経っても全然アタリが解消しません。これがリヤサスの性能をスポイルしているかも知れませんので、きちんと手を入れることにしました。

↓当たって削れたサイド外装の内側(白い部分)とエアクリボックス(白い部分)


外装側をヤスリで削ろうかと思いましたが、意外と深く干渉している感じなので、思い切ってノコギリでカットすることにしました。
アタリ線も引かず、金ノコでおもむろにギコギコギコギコ・・・・・・・・。

↓はい、出来上がり。簡単です。


↓車体に取り付け。バッチリじゃん。


サスが沈み込んでも全く当たらなくなりました。感激。
見た目も自然です。


■SR用エアクリボックスの穴開け改造
ランナー/SR用のエアクリボックスには、スキッパー用にはない構造上の特徴があります。
気流の整流のためだと思うのですが、行き止まりの流路が作ってあるのです。

↓右側の2つの穴が入り口で、流路の出口はありません。


ランナーやSRのオーナーさんたちは、この部分をいろいろ加工して吸気効率を改善する工夫をしているようでして、私もそのマネをしてみました。
まずは穴開けから・・・・。

↓マジックインキで穴を下書き。5mmのドリルで開けます。


↓愛用の電動ドリル(ドライバー)。単三乾電池4本で駆動。安いです。


↓穴開け完了。


それから、流路の入り口を広げる加工もよく行われているようです。

↓加工前。割と柔らかい素材なのでカッターナイフで切れます。


↓加工後。これで絶対ガバッと吸えます。ガバッと。


↓出来上がり。下は切り取った流路の入り口。



■効果の程は・・・?
穴明け改造したエアクリボックスを取り付けてキャブ調整に挑みます。
予定であれば吸気効率が上がって空気の量が増えるので、MJの番手が大きくなるはずです。
加工前のMJのベストは#92.5でした。

何度かMJを替えながら走ってみたところ、ベストは#95となりました。
番手がひとつ上がりました。また、アクセルへのレスポンスはちょっと良くなったようです。
しかし思ったほどには良くなっていないような気がします。こんなものなのか・・・。
また、吸気音がかなり大きくなったように感じます。吸気量が増えたせいか、それとも穴開けで消音効果が落ちたのか。音は結構気になりますね。


■問題発生
思ったほどの効果はないものの、別段悪くはなっていなかったので、しばらくそのまま乗っていました。そのうちにイヤな問題に気付きました。
雨が降ると吹けが悪くなるのです。どうも天候や気温にシビアに反応するようになってしまったらしく、これではわざわざエアクリボックスを交換した意味がありません。私は特にツーリングにスキッパーを使うので、雨で走行性能が大幅に落ちるのは避けねばなりません。

MJ交換である程度安定するかな、とも考えて、何度かMJの番手を変えて試してみました。
#92.5〜#100の間で探りましたが、どうも安定しません。

■対策
どうも穴開け改造は行き過ぎだったみたいなので、一部を改造前の状態に戻すことにしました。
具体的には、切り取った流路の入り口部分を元どおりにくっ付けてしまいます。
この部分はPP素材なので、接着剤を使うなら慎重に選ぶ必要があります。こういうときに一度使ってみたかった工具があるので、今回はそれを導入することにしました。ホットグルーガンです。

↓ドンキホーテで665円。スペアのグルースティックは189円。安い。


↓ちょっと見栄えは悪いですが、しっかりくっ付きました。ご満悦。



■結果は?
この元戻し改造の結果、MJ#95にてほぼベストの状態になりました。雨でも大丈夫そうです。
それにアクセルのレスポンスがさらに改善されたように思います。この入り口部分の形状は特別な意味があるかもしれませんね。
当面はこのままで乗ってみようと思います。
 

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