「1980年代」タグアーカイブ

Brazil/The Manhattan Transfer

マンハッタン・トランスファーの9thアルバム。1987年発売。
アルバム1作ごとに色々なテーマに挑戦していた彼らが、ブラジル音楽というちょっと予想外な方向に手を伸ばした作品。
ブラジルと言えばボサノヴァ、と言いたいところだけど、どこにでも出てきそうなボサノヴァの名曲は一曲も入っていないところがちょっと面白い。
こういう方向性の取り方が、この人達のスゴいところだ。

曲目
1.Soul Food To Go (Sina)
2.The Zoo Blues
3.So You Say (Esquinas)
4.Capim
5.Metropolis (Arlequim Desconhecido)
6.Hear The Voices (Bahia De Todas As Contas)
7.Agua
8.The Jungle Pioneer (Viola Violar)
9.Notes From The Underground (Antes Que Seja Tarde)

「自分の音楽の趣味は大人志向」を自認する人にはうってつけの1枚なんじゃないかと思う。

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VOCALESE/THE MANHATTAN TRANSFER

Never For Ever/Kate Bush

ケイト・ブッシュの3rdアルバム。1980年発売。
自分にとっては初めて買ったイギリスのアーティストのアルバムだった。
アルバムアートが奇天烈だったし、歌の世界にもドップリと浸かって訳詞を何度も何度も読んだものだった。このアルバムのおかげで「音で作られた世界」をイメージする感覚が養われたように思う。
また、この人の歌声は「役を演じる」ような趣もある。曲ごとに作り込まれてキャラクターを変える歌声は素晴らしいの一言。

曲目
1. Babooshka
2. Delius
3. Blow Away
4. All We Ever Look For
5. Egypt
6. The Wedding List
7. Violin
8. The Infant Kiss
9. Night Scented Stock
10. Army Dreamers
11. Breathing

残念なのは「魔物語」という邦題。もう少し何とかならんかったのかなあ。
しかし間違いなく、買いの逸品。

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Sensual World/Kate Bush

1984 – For The Love Of Big Brother/Eurythmics

ユーリズミックスによる1984年公開の映画「1984」のサウンドトラック盤。
「1984」は言わずと知れたジョージ・オーウェルの小説を原作とした映画。原作ははるか昔に読んだけど映画は見ていない。
でも当時はこのアルバムはよく聴いた。エレクトロ・ポップは非常に目新しかったので。

曲目
1.I Did It Just The Same
2.Sexcrime (Nineteen Eighty-Four)
3.For The Love Of Big Brother
4.Winston’s Diary
5.Greetings From A Dead Man
6.Julia (Extended Mix)
7.Doubleplusgood
8.Ministry Of Love
9.Room 101

このPV、本当に久しぶりに見た。超懐かしい。

eurythmics sex crime

Ammonia Avenue/The Alan Parsons Project

イギリスのロックバンド、アラン・パーソンズ・プロジェクトの7thアルバム。1984年発売。
彼らのアルバムとしてはこれに先立つ「アイ・イン・ザ・スカイ」の方が有名だろうけど、自分はこのアルバムが結構好き。
彼らの音楽には独特の静謐さに満ちていて、聴き手にクールダウンを促すような効用がある。ロックを聴く人がそういうものを求めるのは一般的とは言い難いかも知れないが、彼らを支持した層はまさしくそういうものを求めたに違いない。

曲目
1. Prime Time
2. Let Me Go Home
3. One Good Reason
4. Since The Last Goodbye
5. Don’t Answer Me
6. Dancing On A Highwire
7. You Don’t Believe
8. Pipeline
9. Ammonia Avenue

久しぶりに引っぱり出して聴いたけど、やっぱりいいな。

The Alan Parsons Project – Prime Time

SPRING IS HERE/小曽根真

ジャズピアニスト、小曽根真の1987年発売の3rdアルバム。ストレートでスタンダードなジャズピアノアルバム。
正直なところ、自分は日本のジャズミュージシャンはほとんど聴いていないのである。
なんでかというと、自分はオスカー・ピーターソンやビル・エヴァンスが好きなので、その「流れ」で聴いても違和感のないものを求めちゃうんだけど、日本の一流の人たちのジャズはちょっと頑張りすぎてアバンギャルドな方に走りやすいんだよね。結果、ビル・エヴァンスを1枚聴いた次に・・・という流れには合わないものが多いような気がする。
だけど、このアルバムにはそういう違和感はなくて、自分の好きな他のジャズアルバムと混ぜておいてもすごく普通に聴けるのである。
決して手数が少ないわけでもないし、テンポが遅いわけでもないんだけど、余裕のあるプレイをしている気がする。詰め込み過ぎてなくて、力んでなくて、聴く側にどのように聴こえているかわかっているような心地よさがある。
なので、「そうそう、こういうアルバムが欲しかったの」と感じさせてくれるんだよね。

曲目
1. ビューティフル・ラヴ
2. スプリング・イズ・ヒア
3. サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム
4. 君住む街で
5. 夜は千の眼を持つ
6. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
7. オー・グランデ・アモール
8. タンジェリン

この人は活動の幅が広いので、うっかり手を出すとクラシックだったりするので要注意。

Ecotopia/Oregon

日本ではあまり知られていないけど1970年代初期から活動しているオレゴンというバンドがあって、自分はなぜか偶然に彼らのアルバムの一枚を買ってしまい、割と気に入って今も時々聴いている。
ジャンルとしてはジャズかフュージョンかということになるのだろうけど、70年代~80年代に全盛だったクロスオーバー/フュージョンの流れとは音的にまるで異なっていて、オレゴンの(というかこのアルバムの)の音は乾いた冷たい空気を連想させるような透明感のある響きに満ちていて、リズムもラテンやジャズやロックではなくアメリカ先住民族の音楽を思わせるような素朴でストレートなものである。
自分がこのアルバムで一番気に入っている曲がYouTubeにアップされていたので貼っておく。ただし動画でなくアルバムアートが表示されているだけなので曲だけ聴いてね。

Oregon – Innocente

曲目
1. Twice Around The Sun
2. Innocente
3. WBAI
4. Zephyr/Ecotopia
5. Leather Cats
6. ReDial
7. Song Of The Morrow

自分はこの1枚しか聴いてなかったのだけど、Google Play Musicで検索したら今も活動していてアルバムも結構多いので、これからゆっくり聴いて行こう。

OCEAN SIDE/菊池桃子

菊池桃子の1stアルバム。1984年発売。
これも大学生の頃にレンタルレコード店で借りてカセットテープに落として聴いてた1枚。
自分は基本的にアイドルは全然ハマらなかったのだが、音楽的にカッコいいとか雑誌でグラビア見て可愛いとかだとアルバムに手を出すことがごくたまにあった。これは前者の方。
カセットテープも捨ててしまって、もう随分聴いてないんだけど記憶の限りでは良盤だったような気がして、もういちど確認してブログネタにでもしようと思ったんだけど、中古CDをどこかで見掛けて300円程度だったらとっくに入手しているはずだから中古屋を回るのは見送り、Amazonとかヤフオクを探したらCDは復刻版の新品が一番安かったという・・・。TUTAYAにもないし、もちろんGoogle Play Musicにもなし。
なのでAmazonで復刻版を買った。1,629円なり。まあ昔のLPを買うより1,000以上安いので・・・しかし今買う価値はあるのか?自分でもちょっと疑問。まあいいや。
とにかく30年ぶりに聴いてみたわけだけど、いいわこれ(笑)。なるほど記憶の片隅にこびりついてるわけだ。オケの出来が素晴らしい。アレンジも演奏も手抜きなし感ハンパない。
作曲は全部林哲司で、作詞は9曲中6曲まで秋元康だし。秋元康はおニャン子で日本を席捲してた頃だね。
聴き応えはあるんだけど、1600円もあれば今の人気バンドのEPが1枚買えちゃうからな・・・。

曲目
1. オーシャン・サイド
2. シャドウ・サーファー
3. ブラインド・カーヴ
4. サマー・アイズ
5. ふたりのナイト・ダイヴ
6. 青春のいじわる
7. イブニング・ブレイク
8. ソー・メニー・ドリームス
9. アイ・ウィル

こういうアルバムはApple MusicとかGoogle Play Musicで聴けて欲しいよね。ぜひお願い。

Can’t Slow Down/Lionel Richie

1983年に発売されたライオネル・リッチーの2ndアルバム。
フルアルバムの割りには8曲しか入ってなくて寂しい気もするけど、良曲満載なので許す。
大学生の頃にレンタルレコードチェーン店の「友&愛」で借りてカセットテープに落として聴きまくった1枚。
CDを買うのをすっかり忘れて忘却の彼方に飛んで行ってしまったのだけど、ふと思い出してGoogle Play Musicで探してみたらあった。懐かしくてリピート聴き状態。
これはおススメだなあ。案外、中古CD屋さんの100円ワゴンで見つかるかもよ?
「Hello」と「All Night Long」がシングルチャート1位だったんだけど、自分は「All Night Long」の方が好きだな。

曲目
1.Can’t Slow Down
2.All Night Long (All Night)
3.Penny Lover
4.Stuck on You
5.Love Will Find A Way
6.The Only One
7.Running with the Night
8.Hello

自分は今このアルバムを聴いても全然古臭く感じないのだけど、今の若者にはどう聴こえるんだろうか?ちょっと興味ある。

S・A・Y・O・N・A・R・A/柳ジョージ&レイニーウッド

柳ジョージ&レイニーウッドの8thアルバム。1981年の発売で、この年に柳ジョージが離脱してバンドも名前を変えたため「レイニーウッド」名義では最後のアルバムになった。
自分は実はこのアルバムはリアルタイムでは聴いておらず、さっきGoogle Play Musicで柳ジョージを検索したら出てきたので聴いたばかり。柳ジョージ&レイニーウッドは高校時代に好きでよく聴いていた。サザンもさだまさしも長淵も千春も聴かず、自分は柳ジョージを聴いていた。当然周りの「音楽好き」とは話が合わず完全に孤立していた。田舎では孤立とは村八分を意味する。きっとそのせいでポップスを捨ててジャズとかフュージョンを聴く高校生になってしまったに違いない。
もう亡くなっちゃったけど、柳ジョージの歌声はすごく良かった。

曲目
ディスク:1
1. アイム・ランブラー
2. Oh! マリアンヌ
3. 破局〔カタストロフィ〕
4. 舞台裏のラプソディ
5. 陽はまた昇る
6. カモン・チョコレート・ロッカーズ
7. グッド・バイ・ビッグ・ブラザーズ
8. 黙想
9. シュガー・マザー
10. ターニング・ポイント
11. 雨に煙る森
12. 主よ、導き給え
13. ブルー・クリスマス

自分が好きだったアルバムは2枚組LPの「Woman and I…OLD FASHIONED LOVE SONGS」。2枚組のボリューム、キンキラ金のジャケット、そしてOLD FASHIONED・・・。高校生の分際でよく買ったなあ。

映画「トップ・ガン」サウンドトラック

1986年公開のアメリカ映画「トップ・ガン」のサウンドトラック・アルバム。
何といってもケニー・ロギンスの歌う「Danger Zone」がカッコ良すぎる。当時はケニーがライブ等でこの曲を滅多に歌わないことに批判(不満?)の声が上がったりしたけど、権利関係とか面倒臭かったのかな?と憶測。
ベルリンの「愛は吐息のように~TOP GUN LOVE THEME」も大ヒットしたっけ。
主演のトム・クルーズはこの映画でトップスターに駆け上がり、ヴァル・キルマー(アイスマン)、メグ・ライアン(グースの奥さん)、ティム・ロビンス(後半の相棒)などの助演陣もその後すぐハリウッドのスターになった。また、ちょっと遅れて前半の相棒グースを演じたアンソニー・エドワーズはTVドラマ「E.R.」のグリーン先生として大ブレイクした。ヒロインのチャーリー役のケリー・マクギリスもこの映画より前に「刑事ジョン・ブック~目撃者」でハリソン・フォードと共演するなど、出演している俳優について見ているだけでもいろいろ楽しい。
また、カワサキの大型バイクGPZ900Rが人気になったり、アメリカ空軍のジャケット「MA-1」が世界的に大流行したり(自分もパチモンを着てた!)と若者文化には影響が大きかった。
映画そのものは「天才児出現->相棒が死んでトラウマ->追い詰められて乗り越えて大活躍->恋人との切ないお別れ」と王道パターン過ぎるのだが、何はともあれ音楽とF-14トムキャットがカッコいいのですべて許されるのだった。
個人的に気になっているのはグースがピアノを弾いていたシーン、あれはアンソニー・エドワーズの生演奏なのかどうか?ということ。自分以外は誰も気にしていないらしく、ネットでは検索しても判らなかった。

曲目
1.デンジャー・ゾーン~TOP GUN THEME(ケニー・ロギンス)
2.マイティ・ウィングス(チープ・トリック)
3.真昼のゲーム(ケニー・ロギンス)
4.リード・ミー・オン(ティーナ・マリー)
5.愛は吐息のように~TOP GUN LOVE THEME(ベルリン)
6.ホット・サマー・ナイト(マイアミ・サウンド・マシーン)
7.ヘブン・イン・ユア・アイズ(ラヴァーボーイ)
8.炎をぬけて(ラリー・グリーン)
9.行き先のない旅(マリータ)
10.トップガン~賛美の世界~(ハロルド・フォルターメイヤー&スティーヴ・スティーヴンス)
11.ドック・オブ・ザ・ベイ(オーティス・レディング)
12.メモリーズ(ハロルド・フォルターメイヤー)
13.グレート・ボールズ・オブ・ファイア(ジェリー・リー・ルイス)
14.ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリング(ライチャス・ブラザーズ)
15.真昼のゲーム(ダンス・ミックス)(ケニー・ロギンス)

ちょうど30年前の映画になるわけだけど、未だに時々DVDで観るのでやはり名画なんだろうなあ。