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D.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/レナード・バーンスタイン:指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラ

1979年の日本公演をデジタルレコーディングしたライブ音源。
CDプレイヤーはまだ市販されていなかった時代なのでLPレコードとして発売され、自分が高校生の小遣いで必死に買った1枚だった。
やがてCDプレイヤーがSONYから市販された折、第一弾のCDアルバム50枚(100枚だっけ?)の中にこれも含まれており、CDに買い換えた次第。
このことからもこのアルバムのオーディオ的評価が高かったことが窺える。
第1楽章から第3楽章にかけての身を捩るような苦悩とも思える欝々とした表現と、すべてを吹き飛ばすような第4楽章の爆発的なイメージはドラマチックなことこの上ない。

曲目
1. 第1楽章 モデラート
2. 第2楽章 アレグレット
3. 第3楽章 ラルゴ
4. 第4楽章 アレグロ・ノン・トロッポ

Google Play Musicのクラシックの充実度はどんなものかと思って検索してみると、バーンスタイン、カラヤン、フルトヴェングラー、小澤征爾などのアルバムは相当な数が聴けるようになっている。
資金に余裕がないと手を出しづらかったクラシックも一気に敷居が低くなった模様。

R.コルサコフ:シェヘラザード、ボロディン:交響曲第2番/キリル・コンドラシン指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

1979年~1980年に録音されたアルバム。
自分はリムスキー・コルサコフ作曲の交響組曲「シェヘラザード」が大好きで、昔から愛聴しているのはバーンスタイン指揮・ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラ演奏のCDなのだけど、Amazonのレビューなどで調べてみるとキリル・コンドラシンの演奏の評価が高いみたいなので買ってみた。
クラシックは作曲家・作品・指揮者・オーケストラの組み合わせを考慮してアルバムを選ぶ必要があるので面倒くさい。クラシック愛好家にはそれが楽しいのだろうけど。

交響組曲「シェへラザード」は千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)をモチーフにしたオーケストラ曲で4楽章から成る。
各楽章は千夜一夜物語の中のエピソードをテーマにしていて、随所に「シェヘラザードのテーマ」「王のテーマ」と呼ばれるメロディーが差し込まれている。

第1楽章 海とシンドバッドの船
第2楽章 カランダール王子の物語
第3楽章 若い王子と王女
第4楽章 バグダッドの祭り~海~船は青銅の騎士のある岩で難破~終曲

この曲の聴きどころはエキゾチックなムードに溢れる色彩感の豊かな曲想、それにシェヘラザードのテーマを主に受け持つバイオリンソロの技巧的だけどものすごく情緒的なメロディー。おそらくバイオリニストにとっては一度はステージで演奏したい曲だろう。自分は特に第三楽章の終盤のバイオリンソロが好き。
コンドラシンの演奏は、バーンスタインと比べてテンポのもたり具合が少なくてスマートな印象。オケの迫力もこっちが上かな。バイオリンソロもこっちの方が好きな演奏。
Amazon.co.jpではバーンスタイン盤は入手できないようなので、どのみちおススメするならコンドラシンのになってしまうんだけど。

ボロディンの交響曲第2番は初めて聴いた。聴き込んでいないので今はノーコメント。
ボロディンなら歌劇「イーゴリ公」の「だったん人の踊り」が有名で、自分もこれは好きな曲。中盤に出てくるメロディーは「ストレジャー・イン・パラダイス」としてブロードウェイで使われたりポピュラーのスタンダードにもなっている名曲。
次は「だったん人の踊り」の名盤を探すかな。

CAVATINA/村治佳織

日本が世界に誇る女性クラシックギター奏者、村治佳織。
このアルバム「CAVATINA」は一般の雑誌のCDレビューコーナーなどでもプッシュされるくらいによく売れていた。そういうのに乗せられて買った自分が言うのだから間違いない。
自分はクラシックはごくわずかしか聴かないけど、何度か増えたCDを大量リストラした折にもこのアルバムはそれを見事に乗り切っている。愛聴盤というほど繰り返しては聴いていないが、確実に「手放したくない1枚」である。
世界中にはロックやジャズやあらゆるジャンルに数え切れないほどの凄腕ギタリスト達がいるわけだけど、この人の演奏はそういう中でも決して埋もれることのない普遍的な美しさがあると思う。それに時折見せる気迫のこもった激しい演奏も「本物」だと思う。
ちなみに、この人はお父さんから3歳の時からギターの特訓を受けたらしい。世界で名を成すには親にも本人にも迷いなどあってはならんのだなあ。きっとお父さんもギターと音楽を心から愛してたんだろうね。案外、大切なのはその人への愛を伝えようとすることよりも、自分の愛する何かを人へ伝えようとすることなのかも。

曲目
1. Sunburst
2. Un Sueno en la Floresta
3. El Colibri
4. Vals Venezolano No.3
5. I. Confuseta
6. II. Melancolia
7. III. Epilogo
8. Cavatina
9. Vals Venezolano No.2
10. I. La Harpe du Guerrier
11. II. La Fuite des Amants par la Vallee de Echos
12. III. Ballade de la Demoiselle Amoureuse
13. Lullaby
14. My Favorite things
15. Calling you

今、このアルバムを聴きながら記事を書いているところだけど、このアルバムを聴いていつも感じるのは1本のギターが紡ぎ出す音の世界のなんと豊かなことよ!ということ。
ギターってすごい。