カテゴリー別アーカイブ: 邦楽

TOKYO BLACK HOLE/大森靖子(B級)

大森靖子のメジャー2ndアルバム。2016年発売。
なんかアレンジが豪華でセンス良くなった。ギター一本で勝負するインディーズっぽさはもう微塵もなく、立派なポップシンガーソングライターだ。歪んだ歌詞を除けば。
歌詞は相変わらず歪んでるんだが、その歪みの隙間から迸り出るような純真が聴く人の胸を強打するのである。個人的にはこの人はYUKIの正常進化形だと思う。エグさの部分では完全に超えてるし。
ジャケ写がシックになってメイクもイメージ変わったしで「ああもうメジャーなのね」と思うとちょっと寂しい気もする。

1. TOKYO BLACK HOLE
2. マジックミラー
3. 生kill the time 4 you、、
4. 超新世代カステラスタンダードMAGICマジKISS
5. 愛してる.com
6. SHINPIN
7. さっちゃんのセクシーカレー
8. 劇的JOY!ビフォーアフター
9. ■ックミー、■ックミー
10. ドラマチック私生活
11. 無修正ロマンティック ~延長戦~
12. 給食当番制反対
13. 少女漫画少年漫画

大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」MusicClip

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SHINE LIKE A BILLION SUNS/BOOM BOOM SATELLITES

ブンブンサテライツの9thアルバム。2015年発売。
このアルバムのリリースの後、ブンサテは活動を休止しているらしい。活動終了も示唆されてるようなので、非常に残念。
彼らの音楽は朝の通勤バスの中で聴くにはエネルギーがあり過ぎるので専ら家で聴いてるけど、結構ハイになれる。
あと、随所に散りばめられたシンセ音が丁寧に作り込まれていて「美味しい」。リズムの勢いに目が行きがちだけどクールで醒めた感覚も強く感じる。

[曲目]
1.SHINE
2.ONLY BLOOD
3.COMPLICATED
4.A HUNDRED SUNS
5.VANISHING
6.BACK IN BLACK
7.THE MOTH (attracted to the flame)
8.BLIND BIRD
9.OVERCOME
10.STAIN
11.EMERGENCE

BOOM BOOM SATELLITES 『ONLY BLOOD』

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箒星図鑑/吉澤嘉代子

吉澤嘉代子の1stフルアルバム。2015年発売。
この記事を書いている時点で2ndフルアルバムの「東京絶景」も出ているのだけど、敢えて1stを拾ってみる。
去年からYouTubeなどで見かけるな、とは思っていたのだけど心に刺さる曲に出会えなかったのでスルーしていた。でもある日心に刺さった曲があったので、アルバムを聴いてみた次第。
その曲はこれ。

吉澤嘉代子「泣き虫ジュゴン」

なんと孤独で切なくて優しい歌だろうか。こんな詩が書ける吉澤嘉代子はすごい。

1.ストッキング
2.逃飛行少女
3.未成年の主張
4.ブルーベリーシガレット
5.なかよしグルーヴ
6.キルキルキルミ
7.美少女
8.チョベリグ
9.ケケケ
10.シーラカンス通り
11.泣き虫ジュゴン
12.雪
13.23歳

斜め上を狙い過ぎてる感じもするけれど、自分はそういうの好きだからなあ。「泣き虫ジュゴン」の歌が頭の中で絶賛高速回転中。

娑婆ラバ/パスピエ

パスピエの3rdフルアルバム。2015年発売。
ボーカルの大胡田なつきの声とキャラクターに好き嫌いが分かれるかもしれないが、個人的にはそうしたキャラクター性を超えて普遍的な魅力があるバンドだと思っている。
楽曲はポップでカラフルで楽しいし、歌詞もこなれてきて言葉遊びの要素も面白いし、ちゃんと前向きでパワフルなメッセージ性が備わってきたし。
自分の場合、千秋とかYUKIに抵抗がないので、こういうボーカルでも全く問題ない。

曲目
1. 手加減の無い未来
2. 裏の裏
3. アンサー
4. 蜘蛛の糸
5. 術中ハック
6. 贅沢ないいわけ
7. 花
8. ハレとケ
9. つくり囃子
10. ギブとテイク
11. トキノワ
12. 素顔

パスピエ – 裏の裏, PASSEPIED – Ura no Ura

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blues/back number

back numberの2ndフルアルバム。2012年発売。
新作「シャンデリア」を聴いてからしばらく経ち、もういちど以前のback numberを聴いてみようと思い、おもむろに本作を聴いてみた。
これを選んだ理由は、自分が初めて聴いた彼らの歌「わたがし」が収録されているから。
聴き直して、やっぱり自分としては「わたがし」が一番好きだな、と。初デートの時の手を握りたくて握れない焦燥感とか。「こいつオレのことホントはどう思ってんだろ」的な迷いとか。思わず「あるある」って言いたくなる。自分の場合は四半世紀以上前の記憶になるんだけど・・・。

曲目
1.青い春
2.手の鳴る方へ
3.わたがし
4.エンディング
5.日曜日
6.平日のブルース
7.笑顔
8.ささえる人の歌
9.bird’s sorrow
10.助演女優症
11.僕が今できることを
12.恋

YouTubeでは以前は「わたがし」をフルバージョンで視聴できたんだけど、今はショートバージョンしかないみたい。残念。

back number – わたがし (Short ver.)

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SUNRISE JOURNEY/GLIM SPANKY

男女二人組ロックユニット、グリム・スパンキーの1stアルバム。2015年発売。
ボーカルの松尾レミのしゃがれた歌声が非常に魅力的。アルバム全体のサウンドも奇をてらうことのないストレートなロックのヴァリエーションばかりだが、ボーカルが強力なので古臭い感じはしない。
それに歌が良い。見かけだけのロックでなくて、「ああ、ロックってこんな風だったよな」と思い出させてくれるストーリーと言葉がある。
魂を持っていかれてしまいそうだ。

曲目
1.焦燥
2.サンライズジャーニー
3.褒めろよ
4.MIDNIGHT CIRCUS
5.踊りに行こうぜ
6.夜が明けたら
7.さよなら僕の町
8.WONDER ALONE
9.ロルカ
10.大人になったら
11.リアル鬼ごっこ

GLIM SPANKY – M-ON! SESSIONS

最高の仕打ち/片平里菜

片平里菜の2ndフルアルバム。2016年発売。
1stの「Amazing Sky」も良かったけど、このアルバムではさらに幅が広がった感じ。この人は声が良いとは言い難いけど、魅力的なんだよね。曲も歌も良いし。
個人的に一番気に入ったのは「BAD GIRL」。豹変した~、って感じで意表を突かれた(笑)。

曲目
1.この空を上手に飛ぶには
2.誰もが
3.Party
4.誰にだってシンデレラストーリー
5.Love takes time
6.あの頃、わたしたちは
7.舟漕ぐ人
8.スターター
9.大人になれなくて
10.この涙を知らない
11.BAD GIRL
12.煙たい
13.最高の仕打ち
14.そんなふうに愛することができる?

次のアルバムが今から楽しみだ。

片平里菜「この涙を知らない」Music Video

純情ランドセル/赤い公園

ガールズバンド、赤い公園の3rdフルアルバム。2016年発売。
同じくガールズバンドのねごとの特徴が非日常的な浮遊感にあるとしたら、赤い公園の方はそのまま日常的感覚が特徴になる。なのでこの2バンドは自分的には対を成す存在と思っている。
今回のアルバムもやはり日常感に溢れた良作だった。

曲目
1. ボール
2. 東京
3. Canvas
4. 西東京
5. ショートホープ
6. デイドリーム
7. あなたのあのこ、いけないわたし
8. 喧嘩
9. 14
10. ハンバーグ!
11. ナルコレプシー
12. KOIKI
13. 黄色い花
14. おやすみ

ショートバージョンだけど、このMVが気に入ったので貼っておこう。どうかフルバージョンも公開されますように。

赤い公園「KOIKI」MUSIC VIDEO

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COSMIC EXPLORER/Perfume

Perfumeの6thアルバム。2016年発売。
3年ぶりのPerfumeのアルバムということで、不安と期待を抱きながら発売直後に購入。
結果としては、まあ期待外れではないけれど、新しい驚きがあるわけでもなかった。安心といえば安心、残念と言えば残念。
自分が一番良く聴く「Triangle」をリプレースするほどのパワーはないかな?
この手の音楽としてはありがちなことだけど、音圧高過ぎでボーカルが霞むこと多し。ボーカルを聴かせる音楽じゃないと言われればそれまでなのだけど、今までのアルバムに比べてそういう傾向が強くなったような気がする。低音ブースト気味なイヤホンのせいかも知れないけど。

曲目
1. Navigate
2. Cosmic Explorer
3. Miracle Worker
4. Next Stage with YOU
5. STORY
6. FLASH (Album-mix)
7. Sweet Refrain (Album-mix)
8. Baby Face
9. TOKIMEKI LIGHTS (Album-mix)
10. STAR TRAIN (Album-mix)
11. Relax In The City
12. Pick Me Up
13. Cling Cling (Album-mix)
14. Hold Your Hand

過去の5枚を全部持ってる人なら買うべき。まだの人は過去作品から買うのがオススメな感じ。
「Pick Me Up」のPVは非常にPerfumeっぽくて好き。

[MV] Perfume 「Pick Me Up」

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THE LAST/スガシカオ

スガシカオの10thスタジオアルバム。2016年発売。
彼は前作の「FUNKASTiC」を最後にメジャーレーベルを離れてインディーズで活動していたので、本作はメジャー再デビューアルバムという位置付けになるらしい。
再デビューの意気込みのせいか、楽曲は初期のアルバムに近い雰囲気が感じられる。そういう意味では安心して「スガシカオだね。」と受け入れられる作品。
逆に言えば意外性とか衝撃とかは薄い、というかほとんどない。
でも自分はスガシカオが大好きなので、これでいいと思う。

1.ふるえる手
2.大晦日の宇宙船
3.あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ
4.海賊と黒い海
5.おれ、やっぱ月に帰るわ
6.ごめんねセンチメンタル
7.青春のホルマリン漬け
8.オバケエントツ
9.愛と幻想のレスポール
10.真夜中の虹
11.アストライド (Album Mix)

こうやって曲のタイトルを眺めているだけでも「ああ、スガシカオだ」ってしみじみ来るなあ。

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