Beautiful Lies/Birdy

バーディの3rdアルバム。2016年発売。
これはもう速攻でジャケ買い。このジャケ写は美しすぎる。これを撮ったカメラマンは素晴らしい。
音楽の方もすごく深みのあるピアノアレンジのポップで、バーディのボーカルが冴えまくり。こういうアルバムは大好きだ。
超オススメ。

曲目
1.Growing Pains
2.Shadow
3.Keeping Your Head Up
4.Deep End
5.Wild Horses
6.Lost It All
7.Silhouette
8.Lifted
9.Take My Heart
10.Hear You Calling
11.Words
12.Save Yourself
13.Unbroken
14.Beautiful Lies

Birdy – Wild Horses [Official]

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THE LAST/スガシカオ

スガシカオの10thスタジオアルバム。2016年発売。
彼は前作の「FUNKASTiC」を最後にメジャーレーベルを離れてインディーズで活動していたので、本作はメジャー再デビューアルバムという位置付けになるらしい。
再デビューの意気込みのせいか、楽曲は初期のアルバムに近い雰囲気が感じられる。そういう意味では安心して「スガシカオだね。」と受け入れられる作品。
逆に言えば意外性とか衝撃とかは薄い、というかほとんどない。
でも自分はスガシカオが大好きなので、これでいいと思う。

1.ふるえる手
2.大晦日の宇宙船
3.あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ
4.海賊と黒い海
5.おれ、やっぱ月に帰るわ
6.ごめんねセンチメンタル
7.青春のホルマリン漬け
8.オバケエントツ
9.愛と幻想のレスポール
10.真夜中の虹
11.アストライド (Album Mix)

こうやって曲のタイトルを眺めているだけでも「ああ、スガシカオだ」ってしみじみ来るなあ。

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Sugarless/スガシカオ

Brazil/The Manhattan Transfer

マンハッタン・トランスファーの9thアルバム。1987年発売。
アルバム1作ごとに色々なテーマに挑戦していた彼らが、ブラジル音楽というちょっと予想外な方向に手を伸ばした作品。
ブラジルと言えばボサノヴァ、と言いたいところだけど、どこにでも出てきそうなボサノヴァの名曲は一曲も入っていないところがちょっと面白い。
こういう方向性の取り方が、この人達のスゴいところだ。

曲目
1.Soul Food To Go (Sina)
2.The Zoo Blues
3.So You Say (Esquinas)
4.Capim
5.Metropolis (Arlequim Desconhecido)
6.Hear The Voices (Bahia De Todas As Contas)
7.Agua
8.The Jungle Pioneer (Viola Violar)
9.Notes From The Underground (Antes Que Seja Tarde)

「自分の音楽の趣味は大人志向」を自認する人にはうってつけの1枚なんじゃないかと思う。

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VOCALESE/THE MANHATTAN TRANSFER

Never For Ever/Kate Bush

ケイト・ブッシュの3rdアルバム。1980年発売。
自分にとっては初めて買ったイギリスのアーティストのアルバムだった。
アルバムアートが奇天烈だったし、歌の世界にもドップリと浸かって訳詞を何度も何度も読んだものだった。このアルバムのおかげで「音で作られた世界」をイメージする感覚が養われたように思う。
また、この人の歌声は「役を演じる」ような趣もある。曲ごとに作り込まれてキャラクターを変える歌声は素晴らしいの一言。

曲目
1. Babooshka
2. Delius
3. Blow Away
4. All We Ever Look For
5. Egypt
6. The Wedding List
7. Violin
8. The Infant Kiss
9. Night Scented Stock
10. Army Dreamers
11. Breathing

残念なのは「魔物語」という邦題。もう少し何とかならんかったのかなあ。
しかし間違いなく、買いの逸品。

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Sensual World/Kate Bush

Yvette Young

イベット・ヤングという人はアメリカの女性ギタリストらしい。
自分が知ったのは音楽ブログ「地下室タイムズ」の次の記事で。
バカテクタッピング”森ガール”シンガーソングライター Yvette Young

その記事で紹介された動画のまるパクリみたいになってしまうけど、やっぱりイベット・ヤングさんを紹介したいのでご免なさい。

Yvette Young – ‘Of Age’ // Tuff Session

Yvette Young – a map a string a light [original]

これらの動画は2013年に公開されているのだけど、この時点では歌+変態ギターの弾き語りだった。しかしその後、2015年にはギターの腕だけでプロになってしまったらしい。7弦か8弦のギターを使っているみたい。

Yvette Young performs Hydra on CreativeLive

Yvette Young plays “Sea Dragon” live on EMGtv

こういうジャンルの音楽を好きではない人も多いかも知れない。この人のギターの特徴は何といってもビート感やメロディー感が欠落した感じで、延々とアルペジオのようなフレーズを聴かされるところなので。
しかし動画を見ながら指の動きを追っていると、よくまあこんなにアイディアが出てくるもんだな、と思わず感心してしまう。
個人的には2013年の弾き語りスタイルの方が面白かったかな。ぜひ歌も頑張って欲しい。

CDが発売されたとかの話もあるけど、日本のAmazonとかGoogle Play Musicではまだ検索しても出てこないのでしばらくはYouTubeが頼りの模様。

Street Performers On YouTube

ストリート・パフォーマー、いわゆる大道芸人とYouTubeってのは非常に相性が良いわけで、見ごたえのある動画はゴロゴロしてるんだけど、特に音楽系で一見の価値ありの動画をまとめたお得動画があったのでリンクしておこうと思う。
49分の長尺モノなので時間の余裕が必要。

Street Performance – Top 10 that will make you excited of all time (Part 1)

こういった人々は、当然ながら音楽でメシを食うためのプロモーションとしての意味合いもあるんだろうけど、それ以上にメディアの形態に縛られない自由な音楽表現の発露であるような気がする。
CDが概ね12曲入り60分程度とか、ライブハウスで2時間2500円ワンドリンク付きとか、大ホールで30分前会場とか、現代の音楽表現には何かしらの制約が無駄に多いような気がするのだが、こうした動画を見るとそうした制約のないことがとても自由でのびのびとしたものに感じられる。
自分がこの動画の中で一番好きなのは、14分16秒あたりから始まる「第九」のパフォーマンス。聴衆もみんな歌ってるし、子供たちが指揮者の真似するし。音楽の幸福がそのまま映像になったみたい。

Part2、Part3と続くけど自分もまだ全部は見てないし、Part1だけでお腹一杯な気もするので紹介するのはこれだけでいいかな。

世界収束二一一六/amazarashi

amazarashiの3rdアルバム。2016年発売。
相変わらず暗さ爆発である。
彼らの歌を聴いていると「ああ、これ俺のことじゃん」と思わずにいられない。自分は歌い手でもあり、歌い手の敵でもある。どっちか一方の立場で居られるほど現実は単純じゃない。なのでamazarashiが歌うのは自分の祈りでもあり、自分への呪いと絶望でもある。まったくもって客観的になれないのだ。

曲目
1.タクシードライバー
2.多数決
3.季節は次々死んでいく
4.分岐
5.百年経ったら
6.ライフイズビューティフル
7.吐きそうだ
8.しらふ
9.スピードと摩擦
10.エンディングテーマ
11.花は誰かの死体に咲く
12.収束

とにかくオススメ。全然客観的でないけど。

amazarashi 『多数決』Music Video

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Dark Sky Island/Enya

エンヤの8thアルバム。2015年発売。
この人は曲のほとんどのパートを重ね録りして作るので、アルバム1枚を作るのに膨大な制作時間をかけることで知られている。
さすがに前作からの7年まるまるが費やされたとも思えないけど。
エンヤの場合は、初期からデジタル・マルチトラック・レコーダーをメインにしているらしい。パソコンのDAWを使えばコピペで済む部分も生真面目に重ね録りしているので時間が掛かるんだろう。そういう時間の掛け方が、この人の音楽には必須なのかも知れない。あえて効率を無視するというのも、芸術家なればこそか。
内容については安心のエンヤ印。癒されます。

曲目
1. The Humming…
2. So I Could Find My Way
3. Even In The Shadows
4. The Forge Of Angels
5. Echoes In Rain
6. I Could Never Say Goodbye
7. Dark Sky Island
8. Sancta Maria
9. Astra Et Luna
10. The Loxian Gate
11. Diamonds On The Water
12. Solace
13. Pale Grass Blue
14. Remember Your Smile

Enya – So I Could Find My Way (オフィシャルビデオ)

Enya – Echoes In Rain (オフィシャルビデオ)

TRUE/Avicii

スウェーデンのDJ、アヴィーチーの1stアルバム。2013年発売。
ジャンル的にはハウスやエレクトロニカになるんだけど、多様なシンガーをフィーチャーしたり、アナログな楽器の使い方も上手くて、いろんなジャンルをミックスしてどこか懐かしさも感じられるサウンドが面白い。
アルバム冒頭の「Wake Me Up」はシングルでも大ヒット。

Avicii – Wake Me Up (Official Video)

曲目
1. Wake Me UP
2. You Make Me
3. Hey Brother
4. Addicted to You
5. Dear Boy
6. Liar Liar
7. Shame On Me
8. Lay Me Down
9. Hope There’s Someone
10. Heart Upon My Sleeve

このアルバムを聴いていると音楽って快感だなあと再認識してしまう。

Dear Friends III/岩崎宏美

岩崎宏美が他のアーティストの曲をカバーしたシリーズ「Dear Friends」の3枚目。2006年発売。
シリーズでもアルバム毎にテーマがあるみたいだけど、この1枚はカバーしている年代が幅広いのが特徴なのかな。

1. Sincerely|Teach Me Tonight
2. 今年の冬
3. どうぞこのまま
4. 元気を出して
5. 言葉にできない
6. 愛の讃歌
7. 砂に消えた涙
8. 卒業写真
9. 青春の影
10. In My Life
11. 雪の華
12. つばさ

このアルバムを特に選んだのは岩崎宏美が「雪の華」を歌ったらどうなるのか、確認してみたかったから。さぞや素晴らしかろうと期待に胸が膨らんだんだけど、ちょっとイメージが違ったかな?
もちろんすごく上手いし、声も素晴らしいんだけど、オリジナルの中島美嘉の儚げな感じはなく、その分温かみが増している。メロディーをあまりシャープでなく丸く歌っているせいもあるかも知れない。

アルバム全体としては選曲もアレンジも良く、聴いていて十分に楽しかった。