4 FORCE/Every Little Thing

2001年発売のELTの4thアルバム。
3rdアルバムまでは作詞・作曲・編曲をほとんど五十嵐充がこなしていたが、彼が2000年に脱退してしまったため、作詞は持田香織が担当し、外部の作曲家が作曲する形で制作された初のアルバムになる。
この時期、J-POPをほとんど聴いていなかった自分としてはそんな事情も全く知らず、ELTの曲は「Time goes by」と「fragile」しか知らなかったのだけど、この2曲が五十嵐時代と持田時代のそれぞれの代表曲であることに興味を覚え、「fragile」を収録した4thから聴き始めた次第。個人的にも「fragile」の方が好きだし。
アルバムは屋台骨を失った痛手をほとんど感じさせない充実した内容で、作曲の路線も従来のイメージを大きく変えないように配慮されていたのかもしれない。
作詞を手掛けるようになった持田香織には大きなプレッシャーがあったことも知らているが、結果としてアルバムは成功を収めた。J-POPの幸福な時代ゆえのエピソードかも知れない。

曲目
1. Graceful World
2. JIRENMA(Album Mix)3. 愛のカケラ
4. Good for nothing
5. 鮮やかなもの
6. sweetaholic girl
7. Home Sweet Home
8. fragile
9. No limit
10. force of heart
11. One

「fragile」は良い曲だよね。持田香織の作詞センスが素晴らしいと思う。

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蝉時雨・夏の幻・雨音/ココロオークション

変なバンド名だなあ、と思っていたが特に気になる存在でもなかった。これを観るまでは。
ふと目にしたYouTubeの動画に「第一話「蝉時雨」 第二話「夏の幻」 第三話「雨 音」」とキャプションが付いていたので、何気なく順に観ていったらすごく良かった。
もうファンになった(笑)。

ココロオークション 「蝉時雨」 [Music Video]

ココロオークション 「夏の幻」 [Music Video]

ココロオークション『雨音』[Music Video]

動画が良すぎて一回目は曲が耳に残らなかった。
この動画は、ストーリーは、卑怯過ぎるだろ(笑)。
しかも3曲はバラけて別のCDに入っているし。3枚買うしかない。技ありだ。

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Relight/ココロオークション

Light Up The Dark/Gabrielle Aplin

イギリスのシンガーソングライター、ガブリエル・アプリンの2015年発売の2ndアルバム。
この人もYouTube出身らしいけれど、探すと昔の動画も出てくるね。

Black and Gold – Sam Sparrow cover

うーん、能ある鷹は動画を曝す。いい声してる。
アルバムの方はタイトル通り、陰りのある曲調に希望の光を当てるような雰囲気で、とても良い感じ。
透明感のある優しい歌声に心が癒される。

曲目
1.Light Up the Dark
2.Skeleton
3.Fools Love
4.Slip Away
5.Sweet Nothing
6.Heavy Heart
7.Shallow Love
8.Anybody Out There
9.Hurt
10.Together
11.What Did You Do?
12.A While
13.Don’t Break Your Heart On Me (hidden track)

ひたすらおススメです。

Believe/Orianthi

歌って弾ける美女、オリアンティの2009年の2ndアルバム。
この人はもちろんギターが上手いんだけど、歌もいいと思う。
ストレートなロックで歌とギターの魅力をビシバシとぶつけてくる楽しいアルバムだ
YouTubeにもオリアンティの動画はたくさんあって、とにかくカッコいい。

Orianthi – According To You

こっちの動画ではスティーブ・ヴァイと共演。ヴァイ顔長すぎ。

Orianthi – Highly Strung ft. Steve Vai

曲目
1. According to you
2. Suffocated
3. Bad news
4. Believe
5. Feels like home
6. Think like a man
7. What’s it gonna be
8. Untogether
9. Drive away
10. Highly strung
11. God only knows

この人は一度ライブ見たいなあ。

Still Life (Talking)/Pat Metheny Group

1987年のパット・メセニー・グループのアルバム。
ラテン色が強いアルバムで、自分が聴いたパット・メセニーのアルバムの中ではこれが一番好き。初めて買ったパット・メセニーのアルバムだったということもかなり影響してるけど。
ギターのプレイも上手いけれど、作曲のアイディアが豊富で長く聴いていても飽きが来ない。冒頭から6/8拍子で始まるし。ギターとコーラスがユニゾンするのもカッコいい。
パット・メセニーはギターシンセもよく使うので、ギターに聴こえない音が実はギターで弾いていたりする。ライル・メイズの弾くピアノソロ以外は、ソロを取っているのは全部パットだと思った方がいいかも。

曲目
1. Minuano (Six Eight)
2. So May It Secretly Begin
3. Last Train Home
4. (It’s Just) Talk
5. Third Wind
6. Distance
7. In Her Family

もう30年近くも経つのか。良いアルバムは一生ものだね。

夜明け/笹川美和

笹川美和の2006年発売の3rdアルバム。
Google Musicからのおススメを受けて初めてこの人の歌を聴いた。自分はテレビはほとんど見ないので、普通の人なら「どこかで聴いた」というようなものも普通に聞き逃しているので、名前すら初耳だった。
で、このアルバムを朝から4回くらい聴いたけど、良い声してる。作詞・作曲のセンスも独特だし。一青拗とか元ちとせに雰囲気は似てるかも。阿部芙蓉美を検索したときの「似てる」だったんだけどね。阿部芙蓉美的な部分も確かにあるかな、声でなくソングライティングの面で。
歌い方にクセがあるけれど、声が良いので自分は好きだなあ。
加えて、歌詞がすごく美しいと思う。口数が少ないのに、核心を突いてくる感じ。ときどきドキリとさせられる言葉を吐いている。

曲目
1. 夜明け
2. 向日葵
3. いりませんか
4. 流れ星
5. 桔梗
6. 緑
7. 流してしまおう
8. 無情
9. 誘い
10. 宿るな
11. 光とは
12. 紫雲寺

本人の作詞・作曲も良いけど、編曲もすごく良い。アルバムとして聴き応えがある。
昨日知らなかった音楽を今日聴いてブログに書いていることの不思議さよ。
世界は音楽が溢れていることを実感。

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町/阿部芙蓉美

Lindsey Stirling

2~3年前にリンジー・スターリングの動画を初めて見たときは、すごく微妙な感想を持ったのをはっきり覚えている。

Electric Daisy Violin- Lindsey Stirling (Original Song)

ダンスビートに乗せてバイオリンを弾きまくるのはまあ良いのだが、ダンスそのものがちょっと微妙な出来栄えかな、と。
両手を塞がれた状態なので体・足・顔で表現するしかない。そりゃそうだわな。でもカッコいいとは感じなかったのでスルー・・・・・。

今日になってちょっとびっくりする動画を発見。

Radioactive – Lindsey Stirling and Pentatonix (Imagine Dragons Cover)

おー、ペンタトニックスか、と思ったが一人多い。バイオリンはいなかったよね確か・・・と思ってタイトルをよく見ると見たことのある名前が・・・ああ、あの人か。
大人気のPTXと競演するとは出世したねー、と感心したが聴いていてこのバイオリンもなかなか良いな、と再評価。
で、他の動画も見てみると、どうやら大ブレークしちゃったのね、この人。

Lindsey Stirling – Take Flight [Official Music Video – YTMAs]

ダンスがないせいかカッコいいし。
HaloとかZeldaとかStar WarsとかPokémonとか、オタク趣味も全開だし。

Halo Theme- Lindsey Stirling and William Joseph

Pokémon Dubstep Remix – Lindsey Stirling & Kurt Hugo Schneider (Cover)

アルバムを買うかどうかは相変わらず微妙だけど、YouTubeで観るには面白いね。つまり、時代に乗れてるってことか。
この先どうなるかちょっと楽しみな人だ。

All Your Life: A Tribute To The Beatles/Al DiMeola

そう言えば、長いことこの人をフォローしてなかったな、と思い出したのがオルタネートピッキングの鬼、アル・ディメオラ先生。
久しぶりにチェックしてみると、2013年だけどちゃんと新しいアルバムが出てた。しかもビートルズのカバー。ちょっとびっくりした。
つい10年前まで思いっきりアルゼンチンタンゴに没入してたじゃないか?ああ、10年前か(笑)
しかしこの振り幅。さすが達人は違う。
というわけで、全曲ビートルズだった。しかもイギリスまで遠征してアビー・ロード・スタジオでの録音。
ギターは複数パートが重ねられていることもあるけれどそれはご本人の多重録音らしい。リズム担当でパーカッショニストがお供しているのと「Eleanor Rigby」でストリングスが入る他はゲストミュージシャンもなし。
アルバムジャケットには遠征中のスナップ写真が散りばめられていたけど、予想通り例の横断歩道を一人で渡る先生の姿が・・・。
このアルバム、すごく良い。アル・ディメオラ流の語り口に慣れない向きにはちょっと難解に感じられるかも知れないけれど、心を開いてギターの響きとラテンのリズムに身を委ねればそこはもう地中海。
ちょっと消化し過ぎではないか?というくらいのディメオラ節全開。カッコよい。
最近のギタリストはタッピングだのハーモニクスだのスウィープだのとあの手この手で派手さをアピールするけれど、オルタネートピッキング一筋でギターの彼岸まで到達しかねない先生の一途さを見習うべき。

Al Di Meola “Blackbird”

曲目
1. In My Life
2. And I Love Her
3. Because
4. Michelle
5. I Will
6. Eleanor Rigby
7. Penny Lane
8. Blackbird
9. I Am the Walrus
10. A Day in the Life
11. Being for the Benefit of Mr. Kite
12. With a Little Help from My Friends
13. If I Fell
14. She’s Leaving Home

「先生」とは呼んでいても自分はギタリストではないので、ギターテクではなくあくまでその音楽性を尊敬しての「先生」ということで。
この人は深いです。

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Covers/Fayray

すみません、中古屋でこのアルバムを手に取るまでフェイレイて誰?でした。
イーフェイとかワンフェイとかもいるから中華圏みたいなネーミングだと思ったんだけど、ちゃんとした日本人女性だった。
で、このアルバムのタイトル通り洋楽をカバーした曲ばかりなんだけど、その曲目リストを見ても曲名しか書いてなくて「誰の歌?」だったので興味をそそられて買ってしまった、と。
誰が誰のカバーをした「Covers」なのか、どうしても聴きたくなったんだよね。スマホでネット検索すればすぐわかる話ではあるんだけど、店頭で手に取ったモノを買うかどうかの決断というのは運命の一発勝負的なところがあって、先に答えを知ったら運命が運命でなくなってしまうので・・・要するにジャケ買いだ。

曲目
1. Heaven / The Psychedelic Furs
2. Dreams / Fleetwood Mac
3. Angel / Jimi Hendrix
4. The First Time Ever I Saw Your Face / Roberta Flack
5. I Wanna Be Free / The Monkees
6. Tiny Dancer / Elton John
7. This Is Love / PJ Harvey
8. Moonchild / King Crimson
9. I Believe In You / Neil Young
10. The Wind / Cat Stevens

買って正解。ものすごく良いアルバムだった。どういう必然性でこういう選曲になるのかがまるで分らないところがまた素晴らしい。おまけで最後にビル・エヴァンス・トリオの「My Foolish Heart」のカバー(ピアノトリオでの演奏)が入ってて意味不明。でも良いものは良い、としか言いようがない。
おかげでFayrayというアーティストに興味が沸いたんだけど、一部の主要なアルバムがあの忌まわしいCCCD仕様となっていて、絨毯爆撃的にCDを買いまくるのに躊躇しているところ。CCCDって最低。