in the rain/keeno

ボカロで優しい歌の世界を紡ぎ出すkeeno(キーノ)の1stアルバム。2013年発売。
ダンスチューンや早口言葉ばかりでなく、しっとりとした歌を作っている人がいるんだね。よかった。
15曲収録というのは1stにしてはちょっと盛り過ぎたかも。10曲くらいに絞ればもっと密度の高いアルバムになったような気がする。
こうした曲調の歌をボカロでやる意味はあるのか?と思う向きもあるかも知れないが、イメージに合うリアルボーカリストに出会うための苦労を考えたら・・・ね。
思うに、ボカロ文化というのは人が歌っている歌をボカロに歌わせるのは実は本筋ではなくて、オリジナルのボカロ曲がネットに配信され、それに呼応して「歌ってみた」の人たちがネット配信し、やがて作り手と歌い手が結びついて「ボカロの世界」の外側へ広がっていくもののような気がする。
ただ仮歌として入れました、ってことではなく、作り手が「どんな風に歌って欲しいか」を作り込めるのもボカロの良いところなわけだし。そういう意味で、人にも歌いやすい歌を作っているkeenoという人はその最前線に立っているのかも知れない。
ネット、動画配信、DTMと道具立てが揃ったところに放り込まれたボカロというツールがもたらした化学反応にはただ感嘆するばかりだ。

曲目
1. dusk
2. longing
3. crack
4. lying
5. glow
6. recur
7. fix
8. fade
9. bitter
10. grief
11. depth
12. wipe
13. drop
14. tears
15. in the rain

【初音ミクDark】 glow 【オリジナル】[HD1080p]

2015年に2ndアルバム「before light」も発売されているので、いずれ買おうかな。待っててね。

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