Hotel California/The Eagles(国宝級)

イーグルスの5枚目のアルバム。1976年の発売。
タイトル曲の「Hotel California」は超ヒット曲として有名だけど、アルバムとしても素晴らしい出来栄え。
自分はロックをそれほど多く聴いているわけではないけれど、これほど音楽的に美しいロックのアルバムはそうそうないだろう、と勝手に信じている。
ついでに言うと、初めて買ったロックのアルバムはこれだった。1枚目で大当りを引くというのは実は相当に悲しいことで、その後に何を聴いても「それじゃない感」に苛まれ続けることになる。それこそイーグルスの他のアルバムまで「それじゃないんだけど・・・」と全否定してしまっていた若い頃・・・。
イーグルスというバンドもカントリーからロックへ徐々にスタイルを移していたので、このアルバムを起点にして遡っていくとロックバンドからカントリーバンドへと逆戻りに聴いてしまうことになるのが罠だったのだ。ロックを聴きたかったのに・・・。当時はインターネットなんてなかったし、貴重な情報源だったFM雑誌もイーグルスについて毎号説明してくれるわけじゃないからね。
それを思うと今は本当に良い時代になった。アーティストの名前さえ判ればアルバムの一覧でもリスナーの評判でも立ちどころに手に入り、YouTubeで試聴できてしまう。そうするとスポットで1枚だけ買うか、デビューから順に攻めていくか、というような戦略が立てやすい。
でも、もしも自分が今まさに中学生だったとしたらイーグルスと出会うだろうか?そう考えれば今がいいとか昔がいいとか言うのは意味がないか。人は誰でも与えられた時代を生きるしかない。

曲目
1. Hotel California
2. New Kid In Town
3. Life In The Fast Lane
4. Wasted Time
5. Wasted Time (Reprise)
6. Victim Of Love
7. Pretty Maids All In A Row
8. Try And Love Again
9. The Last Resort

これはもう余裕の「国宝級」。無人島にだって墓にだって持っていきたい1枚。「世界遺産級」とか創設するかとも思ったけど、アレはプンプンと商売の匂いがする手垢に塗れた言葉になってしまったのでイメージ悪いんだよね。「国宝」って枯れた感じがしていい具合だし。

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