All Your Life: A Tribute To The Beatles/Al DiMeola

そう言えば、長いことこの人をフォローしてなかったな、と思い出したのがオルタネートピッキングの鬼、アル・ディメオラ先生。
久しぶりにチェックしてみると、2013年だけどちゃんと新しいアルバムが出てた。しかもビートルズのカバー。ちょっとびっくりした。
つい10年前まで思いっきりアルゼンチンタンゴに没入してたじゃないか?ああ、10年前か(笑)
しかしこの振り幅。さすが達人は違う。
というわけで、全曲ビートルズだった。しかもイギリスまで遠征してアビー・ロード・スタジオでの録音。
ギターは複数パートが重ねられていることもあるけれどそれはご本人の多重録音らしい。リズム担当でパーカッショニストがお供しているのと「Eleanor Rigby」でストリングスが入る他はゲストミュージシャンもなし。
アルバムジャケットには遠征中のスナップ写真が散りばめられていたけど、予想通り例の横断歩道を一人で渡る先生の姿が・・・。
このアルバム、すごく良い。アル・ディメオラ流の語り口に慣れない向きにはちょっと難解に感じられるかも知れないけれど、心を開いてギターの響きとラテンのリズムに身を委ねればそこはもう地中海。
ちょっと消化し過ぎではないか?というくらいのディメオラ節全開。カッコよい。
最近のギタリストはタッピングだのハーモニクスだのスウィープだのとあの手この手で派手さをアピールするけれど、オルタネートピッキング一筋でギターの彼岸まで到達しかねない先生の一途さを見習うべき。

Al Di Meola “Blackbird”

曲目
1. In My Life
2. And I Love Her
3. Because
4. Michelle
5. I Will
6. Eleanor Rigby
7. Penny Lane
8. Blackbird
9. I Am the Walrus
10. A Day in the Life
11. Being for the Benefit of Mr. Kite
12. With a Little Help from My Friends
13. If I Fell
14. She’s Leaving Home

「先生」とは呼んでいても自分はギタリストではないので、ギターテクではなくあくまでその音楽性を尊敬しての「先生」ということで。
この人は深いです。

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