風神雷神/→Pia-no-jaC←

ピアノジャックの2009年発売の3rdアルバム。
彼らの出始めの頃に近所のヴィレッジヴァンガードの店内でビデオを流してて、時々立ち見しててすごく気になっていたんだけど、実際にCDを買ったのはその数年後だった。これ系の音楽は、パッと聴いた瞬間は「すごくいい」って感じるんだけど、アルバムで聴くと飽きることが多いんでちょっと要注意みたいな警戒心が働いたんだよね。
しかし彼らの活動歴は着々と積み重ねられているようで、もうアルバムを10枚以上出してるんだ。年2枚近いハイペース。恐るべし。ライブもものすごい数こなすらしいし。
ピアノ+カホンというユニット編成も珍しいし、ジャズともポップともつかないジャンルレスな音楽だし、取っ付きは悪いんだけど聴くと結構ハマる。テンションの高いエネルギッシュなサウンドは、元気が欲しいときの栄養剤にぜひどうぞ。逆に疲れるか?

曲目
1. 台風
2. Time Limit
3. 夜桜 ~yozakura~
4. CROSSBEAT(s)
5. 花火 ~HANABI~
6. ダイナマイト

YouTubeの動画も貼っておこうか。

→Pia-no-jaC←「台風」

HOME/山崎まさよし

1997年発売の山崎まさよしの2ndアルバム。
この時期、自分はほとんど邦楽を聴いていないのだけど、それでも「One more time,One more chance」は強烈に印象に残る曲なのでずっと気になっており、ごく最近になって入手した。
スガシカオがファンクをルーツとするように、山崎まさよしもブルースをルーツとしており、洋楽に馴染んだ人には非常に親しみを感じるアルバムになっている。
しかしエネルギッシュな演奏で聴き疲れもするので、ついつい「One more time,One more chance」を1曲リピートしてしまう。

山崎まさよし / One more time,One more chance

オフィスオーガスタはYouTubeに惜しげなくビデオを公開してくれるので大好きである。
それにしても若いな・・・・

曲目
1. Fat Mama
2. アドレナリン
3. セロリ
4. ベンジャミン
5. スクリーミン`97
6. 名前のない鳥
7. コペルニクスの卵
8. 僕らの煩悩
9. 昼休み
10. One more time,One more chance
11. ヤサ男の夢
12. HOME

「One more time,One more chance」のアコギ弾き語りバージョンは「The Road to YAMAZAKI~the BEST for beginners~[SOLO ACOUSTICS]」に収録されている。YouTubeと同じ音源かどうかは自分もまだ聴いていないので未確認だけど、そのうち確認しよう。

Orbital 2/Orbital

オービタルはイギリスのテクノユニット。
彼らの初期のアルバムにはタイトルが「Orbital」というものが2枚あり、後(1993年)に出た茶色いジャケットのものは便宜的に「Orbital 2」と呼ばれている。なので正式なアルバムタイトルは「Orbital」である。
自分は特に彼らに入れ込んでいるわけではないけれど、このアルバムに収録されている「Halcyon And On And On」が非常に好きで、これは個人的にネ申曲と位置付けている。

Orbital – Halcyon On and On

曲だけでなくこの動画もとても好きで、今までYouTubeで何度見たことか。
聴いてもらうと判るように、テクノでありながらどこか生っぽさが感じられるトラックメイキングが特徴。特にこの曲のコーラスアレンジは絶品で、同様にコーラスを重ねるのを得意とする宇多田ヒカルこの辺りから影響を受けているのではないかと思えたりもする。
アンダーワールドやケミカル・ブラザーズなどの有名どころに比べるとちょっと日本での知名度は低いけれど、楽曲の良さでは負けていないと思う。

曲目
1. Time Becomes
2. Planet of the Shapes
3. Lush 3-1
4. Lush 3-2
5. Impact (The Earth Is Burning)
6. Remind
7. Walk Now…
8. Monday
9. Halcyon and on and On
10. Input Out

ex Negoto/ねごと

4人組ガールズバンド、ねごとの1stフルアルバム。
自分は以前に1曲だけYouTubeで視聴したことがあり、その時はあまり感銘も受けなかったのだけど、ちょっとアルバムで聴いてみようかと思って手に入れてみたところ意外にも良アルバムだった。
この人たちの曲、すごくカッコいい。ガールズバンドにありがちな闇雲な強気やポジティブさが全くなくて、ちょっとダウナーな雰囲気もあるのだけど、音に、歌詞に、ボーカルの声に、生き生きとしたツヤが感じられてすごく密度が高く感じるのだ。
演奏もすごく丁寧。歌もすごく丁寧。曲もカッコいい。これはいいバンドだ。

曲目
1. サイダーの海
2. ループ
3. カロン
4. ビーサイド
5. メルシールー
6. ふわりのこと
7. 七夕
8. week…end
9. 季節
10. AO
11. 揺れる
12. インストゥルメンタル

YouTubeで観たときはイロモノバンドかと思った。
ガールズバンド枠でなくても、ちゃんと聴く価値のあるアルバムだと思う。

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5/ねごと
Vision/ねごと

Born in the 80’s/Hadrien Feraud

久しぶりにジャズの新譜を開拓。
エドリアン・フェローというベーシストのリーダー・アルバム。
80年代ファンクの匂いがするタイトル曲を始めとして、70~80年代のファンク・ジャズ・フュージョンシーンへのオマージュがどっぷりと混ぜ込まれた音がする。
この人のベースプレイを初めて聴いたけど、ジャコ・パストリアスかと思った。よく似てる、というか思い切っりリスペクトしてるみたいね。
ベーシストのリーダーアルバムとはいえ、ベースソロで押しまくるような力技アルバムではないので非常に聴きやすい。

曲目
1.Birth
2.Born in the 80’s
3.Underneath the Golden Moon
4.Gotta Go
5.(What’s Crackin’ In) India Town
6.Satisfying
7.Open up
8.Music, Thank You
9.Ingrid P
10.Circles
11.Punk Jazz

この人はちょっと気になるな。しばらくマークしよう。

ユライ花/中孝介

奄美大島のシマ唄をルーツとする中孝介の1stアルバム。2007年発売。
知人からおススメされて聴いてみた。
シマ唄に特徴的な裏声の使い方と、この人の深いビブラートによって生み出される独特の歌声は神秘的にも感じられる。特に「Ave maria」は感動もの。シマ唄と讃美歌の相性が良いとは目からウロコだった。
また落ち着いた曲調が多いので、コーヒーブレークに聴きたい。

曲目
1. 花
2. サヨナラのない恋
3. それぞれに
4. 波の物語
5. Goin’on
6. Ave maria
7. ひとさし指のメロディ
8. 真昼の花火
9. 恋の栞
10. 思い出のすぐそばで
11. 星空の下で
12. 家路~Acoustic version

やっぱり人のオススメは素直に聴いてみるべきだな。良いアルバムに巡り合えてよかった。

Thankful/Kelly Clarkson

アメリカン・アイドルの1stシーズンの優勝者ケリー・クラークソンの1stアルバム。
自分がケリー・クラークソンを聴き始めたのは3rdの「My December」からだったので、ロック指向の彼女の曲には特に違和感も何もなかったのだけど、Amazonのレビューを見ても2ndから強まったロック色には眉をひそめるファンが目立つ。
なので1stと2ndアルバム「Breakaway」を、遡って聴いてみた次第。
なるほど、確かに1stは良い。プロ参加もOKとは言え、一応素人中心のオーディション出身なわけで、それが1年目でこのレベルの歌声なのかとびっくりする。さすが芸能立国USA(ウソです)。
うーん、聴いて良かった。
1stと2ndのどっちが好きかと言えば、自分は1stだなあ。でも、2作目にしてあれだけの方向転換を敢えて行ったこと、それにセールスが2ndの方が2倍以上であることを考えると、正解だったんだろうな。
1stの路線で2ndを制作していたらもっと短命なアーティストで終わっていたのかも。結果論だけど、ちょうどそのころにキャリー・アンダーウッドも登場したことは偶然にせよ興味深い。キャリー・アンダーウッドと同じ路線だと完全に食われる可能性もあったわけで。
何にせよ、1stアルバムは買って損なし。

曲目
1. The Trouble With Love Is
2. Miss Independent
3. Low
4. Some Kind Of Miracle
5. What’s Up Lonely
6. Just Missed The Train
7. Beautiful Disaster
8. You Thought Wrong
9. Thankful
10. Anytime
11. A Moment Like This
12. Before Your Love

付け加えると、「Beautiful Disaster」は2ndに収録されたライブ音源が素晴らしい。これもぜひ聴いて欲しい。
それにしてもアメリカの音楽はレベルが高い。やっぱりステーキ食ってないとダメなのかな?

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a boy/家入レオ

2014年発売の家入レオの2ndアルバム。
この頃は自分はすでに1stを聴きまくっていたので、2ndは発売前から予約注文した。
1stアルバムの「LEO」は「経験」をよりどころにしていた印象が強かった。それでも「Shine」のような前を向いた曲があり、光と影の対象によって深みのある世界になっていたと思う。ただ、色合いとしては影の方が濃かった。
2ndになって、影と光が逆転したように感じる。ダークな部分は完全になくなることはないだろうけれども(それがなくなったら家入レオではなくなってしまう)、バランスとして光の方が勝っている方がこの人には似合っている。
特に「チョコレート」のようなかわいい曲が入っているのに少しだけホッとした。ただ「甘いだけ」にしないところはさすがだけど。

曲目
1. Lay it down
2. 太陽の女神
3. a boy
4. Too many
5. Message
6. Time after Time
7. チョコレート (Album ver.)
8. Free
9. イジワルな神様
10. Kiss Me
11. カーニバル
12. 希望の地球
13. Papa & Mama
14. 君に届け

この記事を書いている2015年10月現在、8月に発売されたシングル「君がくれた夏」が好調のようで自分も嬉しい。
収録アルバムが出てから聴くのが楽しみで、シングルの音源には触れないようにしている。自分は「アルバム原理主義者」なので。
家入レオは必ず予約でアルバムをすべて買うことを決めている現在唯一のアーティストだ。

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絶対少女/大森靖子(B級)

大森靖子の2013年発売の2ndアルバム。
この人のことはごく最近YouTubeで観て知ったけど、アルバムに手を出すのは正直言って「怖いモノ見たさ」というドキドキ感からに他ならない。
人の心に詰まっている汚いモノを全部さらけだそうとするような強烈なキャラクターに小一時間付き合うという試練に、ひょっとしたら自分は耐えられないかも・・・そう思って聴いたら意外とすんなり聴けてしまった。
たぶん1回YouTubeで観れば免疫ができるんだろう。なので誰でも大丈夫。きっと大丈夫。この人の歌は、しんみりとした心持ちで聴いてはいけない。笑いながら聴こう。牧伸二の漫談か何かだと思って面白いところだけ反応しよう。そうすると結構面白い。

曲目
1. 絶対彼女
2. ミッドナイト清純異性交遊
3. エンドレスダンス
4. あまい
5. Over The Party
6. 少女3 号
7. プリクラにて
8. PS
9. hayatochiri
10. W
11. 展覧会の絵
12. 青い部屋
13. あれそれ
14. 君と映画
15. I&YOU&I&YOU&I

「埋もれて欲しくない」という気持ちと「表に出て欲しくない」という気持ちが交差する。その特異さに敬意を表してB級タグを進呈。

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VOCALO COVERS/IA

ボーカロイド「IA -ARIA on the PLANETE-」によるJ-POPのカバーアルバム。
「IA」(イア)というのがキャラクターの名前で、後ろの「-ARIA on the PLANETE-」は宣伝文句らしい。
「VOCALO COVERS」は2013年のアルバムだけど、選曲も割と新しいところが面白い。ボーカロイド関連のマーケットは完全に若い人達がターゲットで、昭和世代は眼中にないことがよくわかる。そうでなければ「精霊流し」とか入りそうだもんね(適当)。
そのうちに昭和世代向けボーカロイド「はるみ」とか出てきて、昭和歌謡や演歌のカバーアルバムが出てくるようになるのかも。こぶしが回せるボーカロイドか、想像しただけで楽しい。
アルバムを聴いた印象は、まあデモとレベルは変わらないかな、と思いつつも意外と聴ける感じ。「これは鳥肌モノ!」という曲はなかったけど、ボカロ声にアレルギーでもなければ十分聴いて楽しい。あと10年もすれば、自分の鳥肌が掻き立てられる日は来る予感もする。
ネタ的にレキシの「きらきら武士」は笑えた。ボカロに似合い過ぎ。

曲目
1. 今夜はブギーバック
2. ワールズエンド・スーパーノヴァ
3. YUMEGIWA LAST BOY
4. ワンダーフォーゲル
5. スターライトパレード
6. 小さな恋のうた
7. 恋とマシンガン
8. きらきら武士 feat. Deyonna
9. じょいふる
10. One more time, One more chance
11. secret base 〜君がくれたもの〜
12. やさしさで溢れるように

「IA -ARIA on the PLANETE-」は実は自分も持っている。ボカロで遊んでみようと思っていろいろ調べ、使いやすさというか声のクセのなさでこれに決めたのだった。実際、クセが無くて殆ど調整なしで普通に歌声になったのでびっくりした。
何曲か作ってみたけど動画とか付けるのが面倒なのでネットでの公開せず、mp3だけスマホに放り込んでいる。
そのせいで自分は「IA」の声は聴き慣れていて、このアルバムも普通にノリノリで聴いてしまうわけ。

ボーカロイドの声は実在の歌手や声優からサンプリングしている。「IA」の場合はアニソンで有名どころのLIAという歌手の声が使われている。
YouTubeの動画で同じ曲で声が比較できる。LIAは素晴らしい声してるんで、無茶な比較ではあるんだけど。

【IA】 鳥の詩 Tori no Uta(Ver. IA)(Vocaloid 3) HD Full Version

鳥の詩 Lia AIR (埋め込み禁止になっているのでリンクにしてあります)
https://youtu.be/7ojJ3XZNjtc

結論:「きらきら武士」はオリジナル(人間)を超えたということで。ボーカロイドにとっての偉大な一歩だ。(いえ、本気じゃないです。ネタですって)

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