Mr. Hands/Herbie Hancock

1980年発売のハービー・ハンコックのフュージョンアルバム。
当時、自分は高校生できっとFM雑誌か何かでハービー・ハンコックの名前を知り、田舎のレコードショップでジャケ買いでこのLPを買ったに違いない。本当のところは自分でもさすがに忘れてしまった。
ジャケットは確かに目立つんだよね。ジャズは暗いジャケットが多いから、思わず青空とフラミンゴに魅かれてしまったに違いない。
で、初めて聴いたときは「変なモノを買ってしまった」とマジで思った。オーソドックスなモダンジャズのピアノトリオをイメージしてたので、シンセやエレピを弾き倒しーの、チョッパーベースでベンベンしーの・・・。
ジャズの世界に足を踏み入れようとした純真な高校生はいきなりフュージョンの洗礼を受けてしまったのだった。

でも聴き込むとこのアルバムは非常に良い。飽きが来ないし、緩急のメリハリもあるし、何よりハービー・ハンコックはピアノを弾いてもシンセを弾いてもカッコいい。
ベースでジャコ・パストリアスも参加していて、彼のベースラインのウネウネ具合もまた良い。
この後しばらく自分はフュージョンにハマり、ジャズに到達するのに数年掛かった。何しろ貧乏学生だったんでレコードなどそうそう買えなかったのだった。

曲目
1.Spiraling Prism
2.Calypso
3.Just Around the Corner
4.4 A.M.
5.Shiftless Shuffle
6.Textures

この3年後のアルバム「Future Shock」で、今度はスクラッチとボコーダーと機械の足ぐるぐるの衝撃を受けた。おまけにグラミーゲット。
この人は本当にジャズマンなのか?と当時はマジで疑問に思った。

ROCKIT – Herbie Hancock Grammy Awards 1984

聴くなら無難に「Maiden Voyage」とか「Speak Like a Child」をオススメするけど。

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